しろときいろ~12話のあらすじ・感想と横浜流星の見どころ

かめこ

あたし、音信不通になるオトコは嫌い!
まぁまぁ、そう言わず。拓馬くんにも事情があったのよ。。

うさみ

12話のあらすじ

2012年茅ヶ崎。

“宛先不明”で帰ってきた拓馬くんについて友人の瑞穂に相談しています。

きっと連絡くるよと励まされます。

夏海や真奈、瑞穂、涼介4人も進路について考えなければならない年になりました。

夏海はまだ何も決めていません。

夏海は子供の頃は楽しかったと懐かしみますが、瑞穂はもっと楽しいことがあると

4人で焼き肉で飲み会をすることを提案してくれました。

焼き肉屋のシーン。

真奈はOG訪問で手ごたえを感じています。

何がやりたいのか見つからない夏海に対し、真奈は、なりたい自分をイメージすれば見つかると言います。

一方、瑞穂はまずは今自分の出来ることを見つけるべきだと言います。

真奈がサーフィンで食べていくことを決めている涼介に対して同情を求めます。

しかし、涼介はサーフィン以外の人生なんて考えられないだけで、難しいことはよく分からない感じです。

飲み会の帰り道、夏海と涼介は2人で歩いています。

夏海は自分たちが5年後、10年後何しているか誰もわからないよね?と言います。

涼介もわからないと答えます。

でも、俺は今もこれからも変わらないと言います。

夏海はそれを聞き、涼介はきっと涼介のままだよと答えます。

涼介は進路のことで母と揉めています。

サーフィンに明け暮れる涼介を心配しているからです。

夏海の元に、拓馬くんから手紙が届きました。

半年前にハワイの両親のお店が閉店し、今は新しい住居に引っ越したとのこと。

夏海は拓馬くんに会いたい感情が湧き、母に私、ハワイに行きたいと言います。

12話の感想

12話は高校生から大学生になり、いよいよそれぞれの将来の進路を真面目に考えなければならないときになりました。

みんなそうだと思いますが、小学生、中学生、高校生、大学生などそれまで勉強さえしていれば良かった人生から、就職、進学など新しい環境に巣立つときは不安ですよね。

真奈のようにアクティブな子もいれば、瑞穂のようにとりあえず公務員を目指す堅実な子、一方、自分の夢を追いかける子、そして、夏海のように何をやりたいか決まらず悩んでいる子。

そういう将来に不安を抱く学生の様子が描かれています。

焼き肉からの帰り道、夏海と涼介が5年後、10年後について語るシーンで、夏海はみんなが成長して変わっていくであろうことに対して漠然とした感想を話していますが、

涼介は自分は今もこれからも変わらず、そして夏海への想いも変わらないんだってことを暗に示しています。

でも夏海は全く涼介の気持ちに気付いてないんですよね。

涼介が悲しそうな顔をしているのがせつないです。

拓馬くんから手紙が届いたとき、夏海は拓馬くんも環境が変わり落ち込んでいることが自分と重なったんだと思います。

父が亡くなった直後、夏海も落ち込んで整理が付かない感じでしたから。

拓馬くんに会いたい一心でハワイに行きたい!と母に宣言する夏海はやはり一途なハートも持ち主なんだと思いました。

12話の横浜流星の見どころ!涼介片想い?

12話の流星さんの見どころは、焼き肉の帰り道、夏海と涼介が2人で帰宅するシーンです。

夏海が5年後、10年後どうなるか予想もつかない未来に対してあっけらかんと語るのに対し、

「俺は変わらない、今も、これからも」というセリフのときの表情で、涼介は夏海に対する変わらない想いが感じられるんですよね。

で、それに対して夏海は、笑顔で「うん」と頷き、「涼介は涼介のままだよって」ていう返答をするわけです。

この反応に対しての全然伝わって無いな、、、と思った涼介の寂しい表情がまたなんとも切ないです。

ガッカリというか伝わらないもどかしさですよね。

ダイレクトに好きって伝えられないけど、伝えたい、伝わるといいなっていう思春期の女性を想う男の子の感情がよくわかります。

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