かめこ
うさみ
24話のあらすじ
2013年ホノルル。
さてさて、前話23話のラストではお店の敷地内に人骨が見つかってしまうという展開でした。
ハワイでは長いこと土葬だったため、人骨が出てくることは珍しいことではないと拓馬くんは言います。
そして骨が見つかった場合は、届け出てよく調べなければならないため、工事をストップしなければならないというのです。
しかし、オープンの日にちが決まっているため夏海だけは焦っています。
古株のシェフダニエルは予定日に間に合わないことなど、怒っています。まだ夏海のことを認めていません。
お祓いが終わり、拓馬くんと話しています。
拓馬くんは人骨がハワイの古代人であること、そして僕たちは繋がりをもったと言います。
あっけに取られて聞いてる夏海。
古代人も夏海も夢を求めてハワイにやってきたと拓馬くんは言います。
場面変わって、夏海はスタッフにオープン日が延期していることについて、もう少しだけ辛抱してほしいと伝えます。
しかし、みんな白けています。
夏海は倉庫で整理をしていると、ある写真を見つけます。
その写真にはオーナー夫婦、ダニエルと共に夏海の父健太が写っていたからです。
1992年、夏海の父健太はハワイに来るたび、エッグスンシングスによく食べに来ていました。
そしてサーフィン大会で長期滞在したときにバイトをしていたと聞かされます。
オーナー夫婦もまさかケンタの娘が夏海だったとは!と驚きます。
夏海は父を思い出し、海に行くのでした。
夏海は仕事が終わると一人で、新しいお店に向かいペンキを塗ったり準備をしています。
“人生に乗り越えられない波はない”という父健太の言葉を思い出し、奮闘するのでした。
24話の感想
人骨が見つかってからの下りはちょっと笑ってしまいました。
特に拓馬くん、古代人の人骨と夏海が繋がっているっていうのは、女の子からしたら引いちゃうよ!
だから夏海も少し不満げな顔をしていますよね。
そしてダニエル。
なかなかの頑固オヤジ!!
夏海を認めてくれないのよね。
生活が懸かっているっていうのもわかるし、いきなり“新参者”でしかも外国人だからね。
仕方ない。
後半、夏海の父健太はやっぱりエッグスンシングスで働いていたことがわかりましたね。
だから味も見た目も、“大盤振る舞いだ”って掛け声も同じだったわけです。
日本では母輝美、姉紗江、叔父さんの恭司のシーンで、紗江がこんな偶然ってある?って驚いているけど、
夏海自身が一番驚いただろうし、でも夏海にとってお父さんのパンケーキが原点だったから、嬉しかったと思います。
父との思い出が蘇って、お父さんに会いたい感情やなんやらで海に飛び込んで発散させるシーンでよくわかります。
“人生に乗り越えられない波は無い”お父さんはそう信じてるって言葉は夏海の心の中にずっとずっと残っているんですね。
さぁ、次回は最終回!お楽しみに