かめこ
うさみ
7話のあらすじ
ハワイで出会ったあの拓馬くんが日本にやってくることになりました。
文通はまだ続いています。
そしてせっかくなのでデートをすることになります。
ところが、どんなデートをすればいいのかわかりません。
そこで、夏海は友人の瑞穂と真奈にそれぞれ相談します。
ですが、瑞穂はアウトドア派なので山登りやバッティングセンターを勧めてきます。
一方、真奈は肉食系女子なので女の色気を垣間見せるとか、戦いだなど夏海にとってどちらも参考にはなりませんでした。
そしてバイト先の店長に聞くと、よくコンサートに行ったと。
夏海は自分と拓馬くんがスピッツが好きな共通点を思い出し、拓馬には内緒でスピッツのコンサートチケットを用意しました。
デート当日、夏海は“サプライズ”でデートの行き場所がスピッツのコンサートであることを拓馬くんに告げます。
しかし、実は拓馬くんも同じスピッツのコンサートチケットを2枚用意していたのでした。
夏海もチケットを2枚用意していたので、拓馬くんが用意していたチケットが2枚余ってしまうことになります。
そこで、夏海は友人の真奈に電話し瑞穂と2人で来てくれるものと思っていました。
真奈がやってきます。
しかし、瑞穂はいません。
そこにやってきたのはまさかの涼介でした。
真奈は「涼介もスピッツ好きだから」と言います。
涼介は怪訝そうな顔をしてやってきます。
知らない男が夏海の横にいるからです。
涼介と拓馬くんは初対面!
拓馬くんが「はじめまして」と丁寧に頭を下げて挨拶をするのに対し、
涼介は不機嫌そうに「どーも」と返します。
せっかく楽しいデートになると思っていた夏海は困った顔をしています。
7話の感想
7話の見どころはまず、夏海、真奈、瑞穂のデート像が全く違い、3人の個性が全く違うところです。
夏海はピュアなんですよね。
“サプライズ”でコンサートチケットを用意するとか。
でも拓馬くんも同じチケットを持っているんですよね。
異性として意識はしているものの、純粋に拓馬くんとスピッツのコンサートに行って、お話をして楽しく過ごしたい!と考えているんです。
拓馬くんもやんちゃではなく、大人しい感じなので夏海は気が合うんだと思います。
拓馬くんのキャラってこの作品ではピッタリだと思うんですよね。
ずっと言ってますが、日本育ちではないハワイで育った素朴な青年感がとっても出ています。
そこに、正反対の涼介がやってくるわけですが、夏海にただの幼馴染以上の感情を抱いている彼にとっては、
夏海の隣にいることが面白くないわけです。
このシーンについては次の流星さんの見どころでしゃべります。
7話の横浜流星さんの見どころ!ツンな涼介
涼介が出てくるのは、7話のほんと最後の方です。
待ち合わせのシーンですね。
そこに、“よっ”みたいな感じで来るのがいかにも涼介です。
夏だから違和感はないんですが、Tシャツに短パン、そしてサンダル、たすき掛けのバッグのラフなファッション。
そしてツンケンしてるんです。
拓馬くんを見つけるや否や“誰だこいつ?”みたいな感じですでにガン飛ばしているし、
挨拶もちゃんとしない。
でも、普段の涼介は違うじゃないですか。
夏海の家族や地元の人に対しては子犬のようなフレンドリーさがありますよね。
なぜここで態度が悪いのかといえば、やっぱり夏海と一緒にいることが気に食わないからですよね。
そういう感情が根底にあることを表現した流星さんのお芝居だってことがわかります。