かめこ
うさみ
彼氏がいると嘘をついた女子高生とドSイケメン高校生の恋愛物語。
別冊マーガレットに連載されていた少女漫画で、2016年に実写映画化
最後はどうなる!オオカミ少女と黒王子の結末
取り敢えず、忙しくて結末だけ知りたい方のためにラストだけお伝えすると、
ズバリ、号泣するハッピーエンドです。
詳しくはこれからお話する、あらすじや感想をご覧ください。
キャスト
- 篠原エリカ(二階堂ふみ)・・・主人公、オオカミ少女。恋愛経験ゼロ
- 佐田恭也(山崎賢人)・・・イケメンドS黒王子。エリカとの偽装恋愛に付き合う
- 三田亜由美(門脇麦)・・・エリカの親友。しっかりもので頼りになる
- 日比谷健(横浜流星)・・・恭也の親友。正義感が強い
- 神谷望(鈴木伸之)・・・恭也のクラスメイト。プレイボーイ
- 日下部憂(吉沢亮)・・・エリカのクラスメイト。エリカのことが好き
- 佐田怜香(菜々緒)・・・恭也の姉。ドSで気が強いが頼れる人
- 手塚愛姫(池田エライザ)・・・エリカのクラスメイト
- 立花マリン(玉城ティナ)・・・エリカのクラスメイト
スタッフ
- 原作 八田鮎子「オオカミ少女と黒王子」(集英社「別冊マーガレット」連載)
- 監督 廣木隆一
- 脚本 まなべゆきこ
- 音楽 世武裕子
- 主題歌 back number「僕の名前を」(ユニバーサルシグマ)
- 製作 福田太一、中山良夫、井上肇、渡辺直樹、藪下維也、荒波修、髙橋誠、本田晋一郎
- ゼネラルプロデューサー 奥田誠治
- エグゼクティブプロデューサー 小岩井宏悦、門屋大輔
- プロデューサー 松橋真三、北島直明
- アソシエイトプロデューサー 平野宏治
- 音楽プロデューサー 安井輝
- ラインプロデューサー 榊田茂樹
- 撮影 花村也寸志
- 照明 北岡孝文
- 録音 深田晃
- 美術 丸尾知行、松本知恵
- 編集 菊池純一
- 衣装 坂井央里英
- ヘアメイク 板垣美和
- 助監督 中里洋一
- 制作担当 吉田信一郎、宮下直也
- 配給 ワーナー・ブラザース映画
- 制作プロダクション プラスディー
- 製作幹事 ワーナー・ブラザース映画、日本テレビ放送網
- 製作 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会(ワーナー・ブラザース映画、日本テレビ放送網、パルコ、集英社、讀賣テレビ放送、GYAO、KDDI、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
あらすじ
主人公の篠原エリカは、学校で仲間はずれにされるのが嫌で恋愛経験ゼロにも関わらず、彼氏がいると嘘をついていました。
なぜならエリカ以外の友人4人には全員彼氏がいるからです。
しかし、実は嘘なのでは?と友人が話しているのをエリカは偶然聞いてしまいます。
ウソがばれてしまう限界を感じたエリカは、偶然渋谷を歩いていた一人のイケメンを盗撮し、アリバイ作りをしようとしました。
しかし、そのイケメンが実は同じ高校の同級生、佐田恭也であることが判明します。
エリカは恭也に謝りますが、恭也はやさしく話を聞いてくれ、なんと彼氏のフリをしてくれると言います。
喜ぶエリカでしたが、次の瞬間、俺の犬になるなら良いとドSの本性を表すのでした。
初めはエリカも友人たちに嘘がバレるのが嫌なため、しぶしぶ言うことを聞いていましたが、次第に本当に恭也のことが好きになってしまいます。
しかし、恭也はまともに相手にしません。
エリカは苦しくなり、もうオオカミ少女をやめると決意します。
エリカは友人たちに、実は恭也に頼んで彼氏のフリをしてもらっていたことを伝えました。
一方、恭也も言葉で伝えるのが苦手なだけでエリカが大事な存在だと気づきます。
さて、映画ラスト2人はどうなるのか?ぜひご自身の目で見届けて欲しいと思います。
日比谷健役!横浜流星の見どころ
- 健のビジュアル
- 健の性格の良さ
横浜流星さん演じる日比谷健(ひびやたける)は山崎賢人さん演じる黒王子こと佐田恭也の親友です。
過去を背負っているとか辛い役どころではないのでご安心ください!
まずはビジュアルから。
健は黒髪の肩ぐらいまであるロン毛で少し後ろ髪を束ねています。
流星さんの制服姿がカッコイイです!はじこいくらいまでは学生役が多いので当然と言えば当然なのですが。。。
ちなみに2016年当時、流星さんは20歳です。
恭也にとって健は中学生の頃からの連れで、お互いの家族のことを良く知っています。
健は父が経営している実家のHIBIYA CAFEでバイトをしています。
明るく快活な性格で、よく気が付き、正義感が強い好青年です。
エプロン姿が似合っているのも注目ポイント!
接客するシーンはのちの『着飾る恋には理由があって』の役、藤野駿を思わせるような瞬間があります。
6回の出演シーン
実は今作『オオカミ少女と黒王子』では流星さんが登場するシーンは6回ほどしかありません。
以下6回について詳しく紹介します。
1回目:恭也と渋谷の街中を歩くシーン
エリカが恭也を盗撮するために、渋谷の街中で跡をつける場面ですが、恭也は流星さん演じる健と歩いています。
ここでは恭也も健もセリフはなく、ただただ2人は歩いています。
劇中では恭也だけが“イケメン”設定なのですが、いやいや健も十分すぎるイケメンですけどね。
2回目:恭也がエリカに健を紹介するシーン
恭也がエリカを連れて行ったカフェは健の実家でした。
恭也が健とは中学生の頃からの連れであることや、健が恭也の家庭環境を詳しくエリカに紹介するとこです。
先程少し紹介しましたが、恭也に注目しがちですが、健のビジュアルもカッコイイです。
活発でオシャレな雰囲気も持ち合わせつつ、家の手伝いをしっかりとやっている健を流星さんが体現しています。
3回目:恭也の家に来るシーン
恭也が風邪を引いて寝込んでいるとき、エリカだけでなく健も学校帰りに家まで訪ねてきます。
ここでも制服姿が見られますよー
健の登場シーンはほんの少しですが、友達が不調の時でも家まで来てくれる優しい性格なことがわかります。
4回目:エリカが相談するシーン
「人の恋心をもてあそぶのだけは男としてやっちゃなんねぃ。俺があいつの根性叩き直してやる!」といって怒っていきなり乗り込もうとするところは、健の正義感が垣間見れるシーンですね。
怒って突っ走るときの動きと顔がカワ(・∀・)イイ!!です
スニーカー、エプロン、ニット帽姿の流星さんをご覧ください。
そして、菜々緒さん演じる恭也のお姉さん、怜香が登場して挨拶するシーンもノリがいい爽やかな流星さんが見られます。
5回目:恭也と2人のシーン
恭也が健の実家HIBIYA CAFEに来て、ご飯を食べているシーンですね。
恭也がお姉さんについて喋っているとこですが、健は話を聞きながらちゃんと仕事をしています。
6回目:買い物に出かけるシーン
ここは3秒くらいの短いシーンです。
買い物に出かけるから恭也にお店の留守番を頼むといって立ち去ります。
流星群の私が観た!オオカミ少女と黒王子の感想
まず、結論からいうと二階堂ふみさん演じる一途で、胸が苦しくなるような恋心を抱くエリカに共感します。
涙が出てくるくらい。
そしてかわいい。『今夜はブギーバック』を歌うシーンは好きです。
で、山崎賢人さん演じる恭也がカッコよすぎる!良すぎます!!
恭也も心の内ではエリカへの想いが強くなるんですけど、なにせドSですから素直に言えないんですよね。
「ありがとうな」っていう一言だけとかね。
そこを菜々緒さん演じるお姉さんの怜香は分かっているので、背中を押してくれます。
あとはそうですね、エリカを支える親友の門脇麦さん演じる亜由美の存在も大きいですね。
高校は通っている学校が違うので常に一緒にいれないんだけど、常にサポートしてくれているのが優しい。
それと同じく恭也には横浜流星さん演じる健がいて、やっぱり親友って大切と思わせてくれます。
登場人物が良い人ばっかりだなーとはならないのが面白くて、
鈴木伸之さん演じる神谷がまた悪いんですよね。
甘いマスクなのにひっどいです笑
甘いマスクの登場人物には怜香をナンパする男として山田裕貴さんも出演してるんですよね。
そしてそして、忘れてはならないのがエリカのクラスメイトで、地味で暗い日下部憂くんです。
なんと、この作品の6年後にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演を張る、吉沢亮さんが演じています。
日下部君、とっても男らしい!
「僕は好きな人が喜ぶ顔が見たいんだ」ってセリフがあるんですが、
エリカの気持ちを分かった上で、告白するのが素敵すぎます泣
すごく切ないんだけどほんとうに優しい男です。
日下部くんを演じる吉沢亮さんのお芝居にも注目してほしいですね。
で、話を戻しますが、エリカは恭也のことが本当に好きになってしまうけど、恭也は自分の感情をちゃんと伝えないから2人の関係は一旦切れます。
エリカが亜由美の家を訪れて“オオカミ少女やめる”って泣くシーンは見ている私も泣いちゃいました。
そして神戸への修学旅行のシーンになるわけですが、神戸を知っている人にとっては有名な観光地がたくさん出てくるので、嬉しいと思います。
阪神淡路大震災の記念館や北野の異人館街、ビーナスブリッジ、南京町など定番中の定番観光スポットで撮影されているので、
親近感が湧く人も多いのではないでしょうか。
恭也がエリカの存在の大切さについて神谷に言うシーンが、メリケンパークオリエンタルホテルのロビーだったのは少し笑ってしまいますが、神戸を知っている人は共感してくれると思います。
で、ラストは山崎賢人さんに神戸の街を全力で走らせる走らせる笑
走らせ過ぎです。
ただね、ラストの南京町でのシーンは“号泣”です。
エリカの気持ちになったら絶対泣くと思います。
恭也がカッコ良すぎて良すぎて、エリカに自分を置き換えて、あ~良かったなぁーーーーって思える終わり方になっています。
そしてエンディングで主題歌back numberの「僕の名前を」が流れます。
ちなみに、この3年後back numberの「HAPPY BIRTHDAY」が2019年に横浜流星さんがブレイクするきっかけとなった『初めて恋をした日に読む話』の主題歌になります。